区画整理と街づくりフォーラム2024に参加しました!

1023日~24日に日本教育会館にて「区画整理と街づくりフォーラム2024」が開催されました。今回15回目、10年ぶりに東京での開催だそうです。

 「区画整理と街づくりフォーラム2024」とは、区画整理手法の活用による街づくりに関する、技術・ノウハウ・最新の情報の共有、区画整理と街づくり関連する方々の交流の場を目的に、2年に1度開催されています。

 当日は昼頃から悪天候・・・ということで傘を片手に会社を出ました。まずは常磐線各駅停車(あくまで綾瀬までは千代田線ではない・・・)で大手町駅へ。そこからメトロの半蔵門線に乗り換えます。降りたホームはそれは、もう日本一のオフィス街らしく、他の駅とは違うシックでオシャレな感じでした。ところが、乗り換えた半蔵門線のホームは、いかにも昔ながらの普通の地下鉄の駅って感じでした。全然違う駅みたいで面白いですね。大手町駅から神保町駅までは僅か1駅の移動です。神保町駅では、何と同じ種類の車両・・しかもメトロではない車両が並ぶ珍しい光景が見られました。

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 神保町駅からは看板に従って、所謂古書店街とは反対方向へ、途中集英社のビルを右手に見て5分ほどで9階建ての日本教育会館に到着しました。

 今年は約300名(公共団体・民間企業・学生さんなど)が参加され、WEBでも50名程参加者がいました。

 当日は、3つの発表会場に分かれ、興味のある分野・テーマの発表毎に部屋を移動しながら聴講できる仕組みになっており、私は2つの部屋を行ったり来たりしていました。今回のテーマは区画整理とDX(デジタル・トランスフォーメーション)がテーマで区画整理事業における合意形成やエリアマネジメントにおいてデジタルツールを活用した事例が多く紹介されていました。

 当社からは、以下の2編の論文を発表しました。

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(上記写真:「長期未着手都市計画道路の整備実現に向けた柔軟なアプローチ/東日本支社・市街地整備部」の発表の様子)

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(上記写真:「街づくりにおける円滑な事業推進に向けた3仮想空間構築技術の活用と今後の展開/東日本支社・市街地整備部)の発表の様子)

 当社の論文だけではなく、普段知ることのできない公共団体や他社のプロジェクトや技術、人材育成などへの取り組みを見せて頂き、大変勉強になりました。

 夕方からは、立食形式の意見交換会は150名近くの方が参加され、名刺交換や意見交換が行われ、他社の発表者と興味のある分野や仕事内容についてお話をさせていただいたり、とても有意義な時間となりました。

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2日目は、以下のプログラムを見ました。

・基調講演「区画整理とまちづくりについての最近の動向」

・特別講演「公・民・学連携のスマートシティに向けて」

・パネルディスカッション「区画整理とデジタル・トランスフォーメーション(DX)」

 基調講演では、コンパクトシティや能登半島地震からの復興まちづくりなどへの国土交通省の取り組みについてお話がありました。特別講演では、デジタル化とDXの違い、DX化による社会的課題の解決方法、DX化の課題についてお話がありました。

 都市計画の分野ではまだアナログな仕事が多く、デジタル化が必要な部分が多いです。今後さらにDXが進み、より多くの住民の方々に喜んでいただける街づくりができればと思いました。

 閉会後は街づくり区画整理協会より、会長賞と功労賞の表彰式が行われ、当社の山田次長、川村さんが功労賞を受賞し、表彰されました。おめでとうございます!

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日本都市技術株式会社

都市・土地の開発事業を企画から推進、完了までトータルでサポートいたします。

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