都市の再整備
道路や駅前広場空間などの再整備、施設跡地の有効活用のための大規模土地利用転換、狭隘道路・老朽化建物の再整備による密集市街地の解消、生産緑地などの都市農地を存続させながら土地の有効利用を図る、といった都市部の都市機能再編のためのまちづくりを構想段階から実現まで一貫して支援し、地域活力を最大限高めることに貢献します。
-
インフラ整備を軸とした市街地の再構築
都市計画道路の整備、駅前広場の再整備、緑地広場の整備、ウォーカブル推進など、公共施設の再整備を軸とした、市街地整備の事業推進を支援します。
-
大規模な土地利用の転換
大規模施設跡地や低未利用地において、商業・業務・生活・交流機能など、様々な機能の導入による大規模土地利用転換を図る、市街地整備の事業推進を支援します。
-
密集市街地の再整備
都市部の密集市街地において、主要幹線道路の改築・拡幅、オープンスペース確保、老朽化建物更新等を効果的に組み合わせ、地域安全性と快適な居住空間を生み出す、市街地整備の事業推進を支援します。
-
都市農地の有効活用
耕作放棄地や不整形な農地が散在し、用途混在の土地利用が虫食い状に進行している地域において、農地の集約・再編、一部を宅地化するなど、効率的な農業経営と資産活用に繋がる、市街地整備の事業推進を支援します。
業務の流れ
地方公共団体・民間事業者・地元組織と一体となり、地区、権利者、土地利用の状況に応じた事業スキームを構築し、事業完了までを一貫して支援します。
-
1. 検討段階
① 前提条件の整理
- 上位関連計画の確認
- 土地利用現況の整理
② まちづくり案の検討
- 土地利用計画の検討
- 地元説明会、協議会の運営
③ 事業スキームの構築
- 事業手法、施行主体の検討
- 合併施行の検討
- 概略事業計画の検討
- 事業スケジュールの検討
- 協議・手続き(都市計画、農林協議等)
-
2. 事業化段階
① 各種調査
- 現況測量及び地区界測量
- 土地・建物権利調査
- 地質調査
- 交通量調査
- 建物等移転補償調査
② 各種設計
- 基本設計
- 実施設計
- 換地計画・換地設計(土地区画整理事業の場合)
-
3. 事業実施段階
- 組合事務局補助(土地区画整理事業の場合)
- 造成工事
- 出来形測量
- 換地処分(土地区画整理事業の場合)
- 登記
- 清算事務(土地区画整理事業の場合)
実績
都市農地の有効利用
本地区は大半が農地として土地利用されていましたが、農業後継者が少なくなっており農業経営の継続性が危ぶまれていたことから、生産緑地を残しつつ健全な市街地の形成を図ることを目的に、都市計画道路、区画道路、公園、調整池等の公共施設の整備改善を行いました。
弊社は、事業認可前から地元組織による事業化検討の支援を行い、平成18年度からは土地区画整理組合の業務代行者を支援し、事業推進に貢献しました。
-
事業名称 さいたま市三室南宿土地区画整理事業 施行者 さいたま市三室南宿土地区画整理組合 事業期間 平成18年度~平成26年度 地権者数 58名 地区面積 8.04ha